読売新聞関西版に掲載されました

読売新聞、2011年7月23日(土)朝刊に弊社の記事が掲載されました。

「戦前の木造校舎 あった!」

板張りの部屋、木の手すり…面影色濃く貴重

 

2011年6月末、読売新聞大阪本社 編集局 社会部記者 辻田秀樹さんが弊社の建物について取材の為来社されました。

来社時、すでに各方面に取材済みで沢山の資料を持参されていましたが、寿印刷が学校建物を購入した昭和20年当時を一番よく知る井下廣社長の話しを聞くための訪問でした。

記事の内容は、

大阪市西淀川区歌島の印刷会社「寿印刷」の建物が、戦前に大阪電気学校(廃校)として建てられた木造校舎を利用していることが、歴史研究家らの調査でわかった。

同市内では、木造校舎や園舎は空襲で焼失するなどし、1901年(明治34年)建築の現在最古の木造幼稚園「愛珠幼稚園」(国重文)以外はほとんど残っていない。

専門家も戦後65年以上たっての再発見に興味を示している。

辻田秀樹

その他の記事内容は、

大阪の古い建物に詳しい大阪歴史博物館(中央区大手前) 酒井一光学芸員(建築史)のコメントとして

「明治から昭和にかけて建てられた木造校舎は全国的にもあまり実存していない。建て替えが進んだ都市部は特にまれで、大阪市内ではほとんど見つかっていない。文化財的な価値もあるのではないか」と話す。 と記しています。

活版室

読売新聞掲載の前段階として、弊社の歴史調査にご尽力いただきました関西人気ブロガーの新之介様西淀川図書館司書様に御礼申し上げます。